パワーコードとは : エレキギター

パワーコードとは、ルート(根音)と完全5度の音で構成されているコードを、パワーコードといいます。メジャーやマイナーコードの3度を省略していて、シンプルなためロックな響きになります。

ルートとか完全5度って何だか分からない人は、ステップ14で解説するので、ここでは押さえ方だけ覚えましょう。コードを押さえるのが苦手で挫折しそうだった人も、2本の指で押さえることがほとんどなので、ギターが埃を被る前にチャレンジしてみませんか。

それでは、いくつか押さえ方の例を紹介するので、エレキギターの準備はよろしいでしょうか?



パワーコード : ダイアグラムの見方

×バツ印は弾きません。余裕があれば、共鳴しないように人差指のお腹で軽く弦に触れてミュートをしましょう。○丸印は開放弦(その弦はどこも押さえずに弾く)です。


Cのコードダイアグラム

Cのパワーコード

C(ドミソ)からミを抜いたドソがパワーコードです。

正確には、Cのパワーコードというよりも、Comit3コードといいます。


E

Eのパワーコード

人差指で2フレットの5弦を1ヶ所押さえるだけ。あとは、6弦と5弦をジャラーンと弾きます。


F

Fのパワーコード

Fでつまずく人が多いコードですが、パワーコードだと簡単ですよね。1フレットの6弦は人差指、3フレットの5弦を薬指で押さえます。


G

Gのパワーコード

Gも押さえ方はFと一緒。人差指を1フレットから3フレットに移動させるだけ。

移動させる時に、手をパッと開かないで弦の上を滑らせる感じで移動しよう。そのほうが、開いて閉じてのロスが少なくてすむ。


A

Aのパワーコード

指1本ですむコードですね。押さえ方は、2フレットの4弦を人差指です。5弦を忘れずに5弦と4弦を弾きます。

余裕があれば、3弦〜1弦は人差指で軽く触れてミュートしよう。


Am

Amのパワーコード

コード名にマイナーがありますが、なんでだっけ?

5フレットの6弦を人差指、7フレットの5弦を薬指で押さえます。


押さえ方が似てるね

はじめて上記のコードを見た方は、何かお気づきになりましたか?パワーコードは、基本的に以下にある押さえ方の2種類を覚えてしまえば、手の形はそのままに横に移動させるだけでパワーコードが出来ます。

上記の図で、C,E,F,G,A,Amの押さえ方を紹介しましたが、これらは、人差指と薬指で押さえていることに気づきましたか?

下の図では、CとFのコードダイアグラムに左手が押さえる位置を、イメージしやすいようにしてみました。Cでは5弦のルート音を人差指が、4弦を薬指。Fでは6弦を人差指、5弦を薬指が押さえていますよね。


5弦と4弦を使った5弦ルート
6弦と5弦を使った6弦ルート

もうお分かりでしょうが、人差指と薬指だけでコードを押さえています。基本的に、上記の5弦ルート(人差指が押さえている位置)と、6弦ルートを押さえる2種類だけです。上記で紹介した以外にもあるので、エレキギター片手に自分で串だんご(だんご3兄弟)の形をしたコードから、3度の音を抜いて鳴らしてみよう。



人差指の位置でコードがわかる

押さえている人差指が、どのルート音を押さえているかを見れば、大雑把にコードが分かります。もう少し詳しく説明すると、EとAのコードは人差指が押さえている位置を見ないで、開放弦を見てください。開放弦は、人差指よりも低音弦側にありますよね。

ということは、音符を縦3つに並べた「だんご」を思い出してください。E(ミソシのソを抜いたミシ)とA(ラドミのドを抜いたラミ)のルート音は、だんごの一番下にあるEでいうとミ、Aがラになりますよね。だから、人差指がルート音ではなく、開放弦がルート音になります。



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